ワークとバケーションが混在する働き方「ワーケーション」って? - 名刺管理アプリ・ソフト選びで働き方を変える!
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ワークとバケーションが混在する働き方「ワーケーション」って?

投稿日:2018年03月28日  最終更新日: 2018年03月28日
じわじわと注目を集めつつある「ワーケーション」という言葉をご存知ですか? 日本ではあまり耳馴染みがないこの言葉、テレワーク究極の進化系とも言える「ワーケーション」が一体どんなものなのか、その特徴を現在進む取り組みと共に掘り下げていきます。

ワーケーションとは何か

『ワーケーション(ワークケーション)』とは、『work(仕事)』と『vacation(休暇)』を組み合わせた造語で、ここ数年欧米を中心に広まりつつある働き方の一種です。日本でも推奨されている『テレワーク』が、進化したものと言われています。

現在、我々になじみのあるテレワークは、在宅勤務や会社が認めているサテライトオフィスで仕事をするため、場所にとらわれないと言ってもある程度の限られた場所で業務を行うものですよね。しかし、このワーケーションでは、場所の制限がほとんどありません。旅行先でも、どこでも仕事をしても良いという考え方なのです。
日本ではまだあまり馴染みのないスタイルのため、「休暇中にも仕事をするの?」「有給休暇とは違うの?」といった意見も挙がっているようですが、このワーケーションのポイントは、旅行先でも一定の条件を満たせば『勤務日』としてカウントされ、給与もしっかりと出るということ。出社と同等のものとして扱われるため、給与が出る休暇=有給とは全くの別物となります。
有給と組み合わせて取得すれば、3泊4日の旅行を1日目・2日目は有給(休暇)、3日目に進捗を共有して勤務日扱い、4日目は有給(休暇)といった過ごし方も可能になっていくでしょう。

2017年、日本航空が7月〜8月の夏休み期間を対象にこのワーケーションをトライアルとして実施して話題になったのをご存知の人も多いはず。日本航空のワーケーションは、就業開始と終業の時間に電話で進捗状況の共有ができていれば、勤務日として扱う・必要な会議はリモートでの参加でOKというものです。
多くのクラウドサービスがビジネスに浸透し、どこにいても仕事ができる環境が整い始めている今、このワーケーションが新たな働き方として注目を浴びています。

ワーケーションと多様化する労働環境

ここからは、ワーケーションという取り組みで変わる働き方をピックアップ。ワーケーションが生み出す効果をはじめ、変わりつつあるリゾート施設もご紹介していきます。

ワーケーションのメリット

旅行先で仕事とは、決して、休暇中でもパソコンの前に居たままで仕事…というものではありません。ワーケーションは休暇に仕事を持ちこむものではなく、あくまでもリフレッシュを目的としたもの。リフレッシュをきちんとすることで仕事における作業効率や集中力が上がるという発想から始まった取り組みです。
旅行先や帰省先といった会社のオフィスとは違う環境で仕事をすることによって生まれるのが「転地効果」。転地効果とは、環境の変化によって心身の動きがより活発になる現象のことです。通常の仕事場所とは全く別の場所で業務をすることで、新鮮な環境下に置かれた脳が活性化、五感も刺激され、リフレッシュにつながります。
この転地効果によって、新しいアイデアが浮かぶようになる、いつもよりアップするなど創造性と生産性の向上が期待されているのです。また、ワーケーションをしている人同士がワークスペースなどを通じて知り合い、仕事につながる人脈のきっかけになることもあるそうですよ。

ワーケーションが認められると旅行先での仕事以外の時間を自由に過ごせるため、オンとオフのタイミング・バランスを自分で決められることで仕事と休憩の切り替えが明確になります。加えて、旅行に行ける機会もぐんと増えるように。
1日の外せない会議を理由に前後1週間の旅行を諦めるといったケースも、ワーケーションで旅行先の勤務が認められるようになれば、安心して旅行に出かけることができます。急な仕事が入ったことを理由に旅行をキャンセルする必要もなし。
帰省の予定なども立てやすくなり、仕事が忙しくて家族との時間が取りづらい人というにとっては、家族団欒の時間を増やすきっかけにもなるでしょう。

ワークライフバランスが整うことで社員個人のモチベーションも上がるほか、いつもと違う場所で仕事をすることによる気分転換は、オンの時間オフの時間ともに多大な効果をもたらすと言われています。
世界ワーストと言われている日本の有給消化率の低さを解消するために一役買うのでは、という期待の声も上がっているそうです。

ワーケーションに対応した施設も話題

このような働き方がはじまったことで、旅行で滞在するリゾート地ではワーケーションを受け入れる体制が進んできています。
海外のリゾートでは、シェアオフィスの一種を意味するコワーキングスペース(CO-WORKING space)も増え、インターネット回線やSIMカードが整備されたワークスペースなど、仕事を快適に行える環境が出来上がりつつあるのです。ワーケーションを目的に作られたコワーキングスペースは、「仕事のためだけ」といった殺風景な雰囲気ではなく、オフィスでありながらリゾート感を味わえてリフレッシュできる場所が多いといった特徴もあります。

そして現在、ワーケーションを受け入れようという取り組みは、日本国内でも登場。
和歌山県では自治体が進んで誘致に乗り出し、白浜温泉をはじめとした観光地でワーケーションを楽しんでもらえるようにと県内にインターネット環境のある大規模施設を整備、ワーケーションをターゲットにした企業誘致・PRを行っています。
和歌山県の公式ホームページには、ワーケーションに特化したページも作られ、インターネットやコピー機等の設備が揃ったワークスペース、Wi-Fiスポットや宿泊施設の紹介、さらには同時に楽しめる観光情報(体験スポットや観光スポット等)といった情報がアップされています。今後、国内でもこのような取り組みが進んでいく可能性は十分に考えられるでしょう。

【まとめ】

効率の良い仕事をしていく上では、普段と環境を変えて新たな刺激を与えることも非常に大切。インターネットやクラウドといったサービスを存分に活用し、休暇と仕事を同時に行うワーケーションは、テレワークが進む今だからこそ注目したい取り組みと言えます。我々の働き方を変える大きなひとつのきっかけとなるかもしれません。

この記事の情報は2018年03月28日のものです

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