先日の10月26日に発売されたマイクロソフト社の新OS「Windows8」
もうすでに自分のPCにインストールされた方や、タッチパネル対応の新しいタブレット型のPCを購入された方も多いのではないでしょうか。
様々なデバイスやソリューションが続々と発表され、ビジネスパーソンにとっては自らの働き方を良くしようと、そういった新技術を駆使していらっしゃる方が増えています。
私もその一人です。
Windows8で働き方を変える
さて、Windows8ってなに?何がすごいの?という方々も少なくないと思いますので、まず簡単に私が思うその特徴を並べてみます。
(基本的な機能は既出と思いますので除きます)
1, 使う場所が変わる
これまでのPCといえばノートとはいえデスクに座って使用するものだと思っていました。
外出先でPCでの仕事を処理するために、わざわざ携帯で近くのカフェを探しコーヒーを購入してソファーに腰掛けノートPCを開く。
実に良くある光景です。
Windows 8とタブレットを使い始めたころから、そういった場面が減りました。
とても起動が早くノートの様に”開く”必要がないためか、調べ物やちょっとしたメールチェックなどは移動中に済ませてしまうことが増えわざわざ腰を据えなくとも仕事が終わっていることが増えたのです。
2, ドキュメントが変わる
これまで社内サーバーにあるファイルを使う為にVPN接続をしていましたが、SkyDriveのようなクラウドのストレージにすべてのドキュメントを移したことで、どのデバイスからもストレスなく接続することが出来るようになりました。また、ファイルのインデックス作業や検索がとても楽になり、結果としていつでもすぐに作業に取り掛かることができ、少しの時間で少しの仕事をこなし終わらせてしまうということが癖になりつつあります。
3, シンプルになる
さも複雑でいろいろなことが出来そうなWindows8ですが、改めて見てみると複雑な作業がより簡単になるという側面を多く持っています。
当たり前ですが、「指で動かせる程度」の操作で動くように出来ているからです。
これは進化であり、その進化にユーザーが付いていく必要を強く感じます。逆にこの進歩を理解し使用しないと決してその簡単さは逆に難しさに変わるポイントかも知れません。
さぁ活用しよう
シンプルになったWindows 8ですが様々なメリットがある一方、実際にはそう感じない方々もいらっしゃいますでしょう。私もすべてが良くなったと感じているわけでは有りません。
例えば入力。
キーボードは非常に優れた入力装置ですし、当たり前ですが基本人間には指があり、そのすべてとキーボードを駆使すれば入力の速さを得られます。指とタッチパネルでは無理です。私も練習はしていますが、ソフトウェアキーボードーでの入力は物理キーボードの7割くらいのスピードしか出ません。
ただしその物理キーボードについてもそうでない方もいらっしゃいます。「パソコンで文字を打つよりも手で書いたほうが早いよ」というかたも実は少なくないはずです。そんな方の為にはタッチペンでの入力は認識率も非常に高くお勧めです。
どんな便利なツールでも練習と慣れは必要です。
業務により速い入力スピードを求められる方にとってはタッチパネルは決して必要のないものでしょうが、中には必要もなく速い入力をすることが仕事の効率化だと思い込んでいる方もいらっしゃる様です。
そういった方には意識を変えるチャンスがWindows8にあるかも知れません。
うまくWindows 8のツールやアプリを使いより入力をしない、入力工数を減らすといった業務フローを考えるのも働き方を変えよりよいワークスタイルを確立する第一歩になるかも知れません。
※以下は秋葉原で行われたWindows8発売前夜祭の様子です。
当日はマイクロソフト樋口社長をはじめたくさんの方々が訪れていました。
次回は当日の様子や最新のデバイスやアプリケーションについてレポートとしようと思います。