名刺管理で見なおす働き方改革

マネジメント層の71%がテレワーク導入による生産性向上を実感!よく活用されているITツールとは?

投稿日:
現在、新型コロナウイルス感染症対策のひとつとして、企業のテレワーク導入が注目されています。 Sansan株式会社では2020年3月、テレワーク導入済みの企業の経営者(トップマネジメント層)、管理職(ミドルマネジメント層)400人に対してアンケート調査を実施しました。この調査結果から分かった、テレワーク導入企業でマネジメント層が感じている課題やテレワーク導入のポイントについて解説します。

マネジメント層の71%がテレワーク導入による生産性向上を実感

マネジメント層の約3人に2人は、テレワークは生産性向上を高めると感じている

今回の調査では、アンケート実施時点で、勤務先がすでにリモートワーク/テレワークを導入済みの方々から回答を得られました。

企業がテレワークを導入し継続するにあたっては、オフィス外で働くためのITツール活用による業務のムダの削減や、仕事の可視化による業務効率化などのメリットと共に、テレワークを前提にした業務管理・労務管理の環境整備、スタッフ間のコミュニケーションのとり方など、さまざまな課題も生じてきます。

こうした業務上の課題にはそれぞれ対応していく必要がありますが、そもそものテレワークという新しい働き方について、マネジメント層は大筋でどのようにとらえているのでしょうか?

 Q:リモートワーク/テレワークは生産性を高めると感じますか。

マネジメント層の約3人に2人は、テレワークは生産性向上を高めると感じている

調査結果を見ると、「リモートワーク/テレワークは生産性を高めると感じますか」との質問に対して、26.8%が「大変感じる」、44.3%が「やや感じる」と回答しました。

この2つの回答を合わせると71.1%となり、つまりマネジメント層の約3人に2人が、リモートワーク/テレワークによって何らかの生産性向上効果を感じていることが分かります。

一方、リモートワーク/テレワークに対して生産性を「あまり感じない」(5.0%)、「感じない」(2.5%)と回答した企業は合計7.5%にとどまりました。

このことからも、実際に導入している企業の大多数のマネジメント層は、リモートワーク/テレワークという働き方を肯定的にとらえていて、さらにはその導入効果も実感していることになります。

テレワーク導入済みの企業が導入しているITツール・アプリランキングは「WEB会議システム」がトップに

リモートワーク/テレワークを導入するためには、オフィスから離れた場所でも普段と同様に仕事ができるようにするため、既存業務をデジタル化して、業務に必要な各種データへ外部からアクセスできる環境を整備することが不可欠です。

それでは、テレワーク経験のある企業では、実際にどのようなITツール・アプリが活用されているのでしょうか?

Q:あなたが所属する企業において、下記のツールについて、それぞれあてはまるものをおしえてください。

テレワーク導入済みの企業が導入しているITツール・アプリランキングは「WEB会議システム」がトップに

  1. WEB会議システム
    ・導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している:75.5
    ・導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない:11.5
    ・導入はしていない/特にない:13.0
  2. チャットツール
    ・導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している:69.3
    ・導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない:14.0
    ・導入はしていない/特にない:16.8
  3. 営業支援ツール(SFA)・顧客管理システム(CRM)
    ・導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している:41.3
    ・導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない:24.5
    ・導入はしていない/特にない:34.3
  4. 名刺管理ツール
    ・導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している:36.5
    ・導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない:15.0
    ・導入はしていない/特にない:48.5
  5. マーケティングツール(MA)
    ・導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している:29.5
    ・導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない:23.3
    ・導入はしていない/特にない:3
  6. その他
    ・導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している:9.3
    ・導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない:7.8
    ・導入はしていない/特にない:83.0

調査結果を見ると、リモートワーク/テレワークを導入している企業でも、ITツール・アプリの活用については、ばらつきがあることが分かります。

また、そもそもITツール・アプリを活用しないでリモートワーク/テレワークを実施している企業の割合も、ツールの種類によって顕著に見られるという結果になりました。

「導入はしていない/特にない」と回答した数に注目してみると、「チャットツール」(16.8%)、「WEB会議システム」(13.0%)といったコミュニケーションツールは、リモートワーク/テレワークに活用しているかどうかにかかわらず80%超と多くの企業が業務に取り入れています。

その一方で、「名刺管理ツール」(48.5%)、「マーケティングツール(MA)」(47.3%)、「営業支援ツール(SFA)・顧客管理システム(CRM)」(34.3%)といったITツール・アプリは、そもそも業務に取り入れていない企業が約半数から3分の1を占めることが判明しました。

オフィス勤務でもリモートワーク/テレワークでも活用されているITツール・アプリランキング

テレワークを導入している企業で活用されているITツール・アプリは、どのようなものなのでしょうか?

「導入しており、リモートワーク/テレワークでも活用している」と回答を得た割合をツール別にランキングで見てみましょう。 

  1. WEB会議システム:75.5%
  2. チャットツール:69.3%
  3. 営業支援ツール(SFA)・顧客管理システム(CRM):41.3%
  4. 名刺管理ツール:36.5%
  5. マーケティングツール(MA):29.5%
  6. その他:9.3%

 ランキングを見ると、WEB会議やチャットといったコミュニケーション系ツールの活用が顕著に見られます。先に触れたように、そもそもリモートワーク/テレワークに限らず普及しているツールが、普段通りに活用されていることを示していると言えるでしょう。

また、「営業支援ツール(SFA)・顧客管理システム(CRM)」(41.3%)、「名刺管理ツール」(36.5%)の活用率は過半数を下回っています。リモートワーク/テレワークを導入しながらも、業務効率化を促進させるツールの利活用の余地が、まだまだ多いことを示していると言えます。

リモートワーク/テレワークでは活用されていないITツール・アプリランキング

次に、「導入しているが、リモートワーク/テレワークでは活用していない」と回答されたツールの割合をランキング形式で見てみましょう。

  1. 営業支援ツール(SFA)・顧客管理システム(CRM):24.5%
  2. マーケティングツール(MA):23.3%
  3. 名刺管理ツール:15.0%
  4. チャットツール:14.0%
  5. WEB会議システム:11.5%
  6. その他:7.8%

ランキングを見ると、「営業支援ツール(SFA)・顧客管理システム(CRM)」(24.5%)、「マーケティングツール(MA)」(23.3%)、「名刺管理ツール」(15.0%)が上位にあがっています。

このことから、普段の業務では、営業支援や営業戦略に有効なバックオフィス系のツールを取り入れていながらも、リモートワーク/テレワークになると、何らかの理由によって活用しきれていない企業が少なからずあるという実態が分かります。

営業支援、顧客管理ツールの効果的なテレワーク活用が、今後の企業活動のカギ

今回の調査結果からは、リモートワーク/テレワークで活用されているのは「WEB会議システム」や「チャットツール」といったコミュニケーション系ツールという実態が明らかになりました。

いずれも業務円滑化のためには欠かせないツールで、現在、多くのサービスが各社から提供されており、自社の状況に合ったツール選定も比較的容易に行えます。オフィス外のリモートワーク/テレワークで活用するための機能やセキュリティ対策も、それほど高いハードルはありません。

 一方で、現在、十分に活用されているとは言えないのが、「営業支援ツール(SFA)・顧客管理ツール(CRM)」、「名刺管理ツール」、「マーケティングツール(MA)」といったツールです。リモートワーク/テレワークでは、オフィス外で働くためのコミュニケーション方法、業務管理・労務管理方法に焦点が当てられがちですが、それはITツール・アプリ活用による効果の一面に過ぎません。

テレワーク導入に合わせて自社の業務全般にICT(情報通信技術)を整備することで、自社のスタッフ一人ひとりが働きやすく、その能力を発揮しやすい業務環境を実現することも可能です。また、業務がデジタル化されると、顧客管理が容易になり従来の作業の手間が削減されるほか、データに基づく営業戦略の立案、顧客対応の迅速化による顧客満足度の向上にもつながります。

今後の企業活動は、デジタル化による恩恵を最大限に引き出すために、どのような環境整備・ツール連携を図っていくのかが、今後の企業活動のカギになりそうです。

ITツール・アプリの活用方法については下記記事もご覧ください。

テレワーク導入で変わる!ITツール・アプリを活用したオンラインの新しい働き方|中小企業の働き方改革

「テレワークに関する調査」結果について

アンケート調査結果について詳しくは下記でご紹介しています。

◆「テレワークに関する調査」結果|マネジメント層が感じている取り組み課題と解決策

調査名:テレワークに関する調査

調査方法:インターネットよるアンケート調査

調査期間:2020313日〜316

調査対象:リモートワーク/テレワークを既に実施済みの企業に勤める、チームメンバーの管理・評価をする立場にある役職者

調査サンプル数:400

調査実施者:Sansan株式会社

blank blank
この記事の情報は2020年06月03日のものです
blank blank

名刺管理の関連資料

名刺管理を行う上で役に立つ資料を用意しております。ぜひダウンロードしてご活用ください。

blank

名刺管理アプリ・ソフト
の比較資料

blank

名刺管理エクセル
テンプレート

blank

名刺管理ノウハウ集

blank

3分で分かるSansan

↑