はじめに
今年、年賀状は何枚出しましたか?そして、何枚届きましたか?出すのは大変ですが、もらうと嬉しいものが「年賀状」です。仕事の独立の条件の1つに、年賀状が100枚以上届くか、という項目があげられたりします。会社を辞めて独立すると、何より大事なのが「人脈」、人との繋がりです。そして、独立すればそれまで営業活動がなかった人でも、いやがおうにも営業活動が必要になってきます。ここでは、年賀状から仕事に繋げる、いわば年賀状を営業ツールにする、仕事術について考えてみたいと思います。
年賀状を営業ツールに
年賀状に、以下の内容を記載すれば、立派な営業ツールになります。
近況報告、今年の抱負
- 旧年中の活動報告
- 旧年中の業務実績
- 新年に向けて、取組んで行こうとしている仕事内容
一人一人へコメントを送る
- 宛名は、御中や部署名でまとめず、各担当者宛てに書く
(御中では総務でストップ、相手には届かないのでダメ。) - ひと言、自筆であいさつを書き添える
(自筆でひと言が目に止まり、人の心を捉え印象づけます!) - ひと言、積極的に営業アプローチをする
(◯◯に今年は積極的に取組んで行きますので~は是非お任せ下さい。◯◯について、企画案を作成しました等、相手に合わせてプッシュ営業を!)
効果的な営業ツールとするためには、DMのように出す数で勝負するのではなく、相手への細やかな心遣いを忘れずに。心がこもっていると感じさせることが重要です。手にとった時に伝わる差出人の暖かみ、紙の年賀状の良さがそこにあります。
名刺整理術
気持ちのこもった紙の年賀状を無下にはできません。仕事上でお付き合いがあれば、尚更です。お正月から暫く経ち、年賀状の整理をするという人もいると思いますが、そもそも仕事でお付き合いのある人に出す為の、よい整理術はないものでしょうか。ヒントは日頃仕事で使っている名刺にあります。普段から名刺の整理ができていれば、仕事もプライベートも忙しい師走に慌しくすることなく、平穏によい年を迎え、気持ちよく仕事をスタートすることができます。
名刺管理ソフトを使う
名刺管理ソフトの主なメリットは、以下のようなものがあります。
- スキャナで名刺を読み込み、手入力の手間が省ける
- CRM(顧客情報管理)により、必要な名刺情報を簡単に検索できる
- SFA(営業支援システム)により、今後の営業活動に繋げることができる
名刺をスキャンするだけで、あなただけの名刺帳が瞬時に出来上がります。この1年間に出会った方の名刺を整理しおくだけで、年賀状を出す作成リストも一緒にできる一石二鳥。さらに最近では、クラウド名刺管理ツールとの合わせ技で、有難いサービスもある。この機会に名刺管理ソフトの利用を検討してみはいかがだろうか。
Sansan名刺管理×年賀状
Sansan株式会社が開発したクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、日本郵便株式会社が提供する「はがき印刷ダイレクト」を利用した年賀状発送サービスで、名刺の住所録から年賀状が速やかに送ること可能になる。具体的には、SansanからCSVファイルでダウンロードした住所録を、はがき印刷ダイレクトにアップロードすると、Sansan上に登録された名刺の宛先にワンストップで年賀状が発送できるというものだ。
因みにSansanで取得した住所録のCSVデータは、ヤフー株式会社と株式会社博報堂アイ・スタジオの共同事業「Yahoo!JAPAN年賀状」サービス利用の際にもインポートが可能。