はじめに
去年の10月からサービス提供されたCAMCARD BUSINESSが、順調に利用者を増やしています。CAMCARD BUSINESSを提供するのは日本企業ではなく、海外企業の米INTSIG Information。そんなこともあって、まだ詳しい機能や事例を知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、CAMCARD BUSINESSの使いどころについて迫っていきたいと思います。
最も安いプランは300円/IDのENTERPRISEプラン
CAMCARD BUSINESSの有料プランは最も安いENTERPRISEプランだと1アカウント300円から。続いてSTANDARDプランが1,200円、PROFESSIONALプランが2,000円となっています(価格は2015年8月時点のものです)。
ENTERPRISEプランの最低利用ユーザーは100アカウントからという縛りがあるものの、月々30,000円から組織での導入が可能になります。
今や無料の名刺管理アプリは主流となっていますが、有料の名刺管理サービスとなると、中小企業の導入実績数は決して多くありません。リーズナブルなCAMCARD BUSINESSは、気軽に導入できて嬉しいプランラインナップです。
ちなみにENTERPRISEプランは、高精度校正というオペレータによる名刺情報の補正枚数ができないのに対し、PROFESSIONALプランは20枚、STANDARDプランは50枚まで利用することができます。
マルチデバイス対応でSFAとしても活用
CAMCARD BUSINESSはスマートフォン専用アプリケーションもあり、マルチデバイスに対応。名刺情報からの電話発信やメール送信はもちろん、商談情報登録やタスクの登録機能などもついています。SFA単体として活用するには不十分な点がありますが、簡易的な機能が使えます。
また、名刺情報をしっかりとSFAとして活用したい場合は、外部システムとの連携ができるようになっています。SalesforceやSugarCRMへ取り込んだ名刺情報を移して活用がOK。名刺情報はCSVファイルでの出力が可能です。
名刺データ化のスピードが速い!
オペレーターによる入力に比べると精度は落ちますが、OCRによるデータ化はなんと5秒。オペレーターの校正も最短5分です。データ化に時間がかかるというのはストレス要因のひとつですから、このスピードが嬉しい人も多いのではないでしょうか。ほとんどタイムラグがないので、スピードを求めたい企業にはおすすめのサービスだと言えます。
また、スキャナ連動ソフトをインストールして、法人版アプリを使うことで、1分間に約50枚の名刺をスキャンできるのもうれしいポイント。溜めこんだ名刺も簡単にデータ化することが可能です。
社内での共有設定やセキュリティ制限
社内で見える化した名刺データは、部門やユーザーごとにアクセス権限を設定できるユーザー管理・部門管理があります。共有設定ができるので、名刺の引き継ぎもスムーズになります。
また、IPアドレスや端末制限などからアクセス制限を設けられるので、セキュリティ対策もできます。組織として導入するならば、このようなセキュリティ面などは必ず押さえておかなければいけないところです。
まとめ
データ化の速度とリーズナブルな価格設定が大きな魅力のCAMCARD BUSINESS。名刺管理アプリ「CAMCARD」自体は、全世界で1億人以上が使用している期待のサービスです。その法人向けサービスとして、これからさらなる進化が見られるでしょう。
CAMCARD BUSINESSの使い勝手を知りたい場合は、まず「CAMCARD」を使用してみてもいいかもしれませんね。