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SkyDesk Cards
- 製品名:SkyDesk Cards
- 開発元:富士ゼロックス株式会社
- 価格・利用体系:0円
- AppStore:SkyDesk Cards
- GooglePlay:SkyDesk Cards
SkyDesk Cards for Androidは、富士ゼロックス社が提供するオンラインサービスである「SkyDesk」の名刺管理の機能が使えるアプリケーションだ。有料バージョンでは、登録した名刺データをグループのメンバーとも共有ができる機能があり、組織での活用も考えられる。
今回は、無料版(名刺登録 50枚まで、名刺共有不可)を試してみる。
名刺管理アプリ「SkyDesk Cards for Android」を試す
Google playからダウンロードし、インストールする。SDカードへの移動はできなかった。
インストールしたアプリを起動すると、まず会員登録の画面が表示される。アカウントの作成をタップし、SkyDeskのアカウントを作成しよう。

アカウントの作成をタップするとWebブラウザが起動し、専用の登録フォームが表示される
アカウントの作成が完了すると、自動的にSkyDeskのページへ移動するが、今回はSkyDesk Cardsのアプリケーションを利用するため、ブラウザ(下記画面)は終了する。次に、先ほど登録したメールアドレスへアカウントの認証メールが届くので、メーラーを起動しアカウント認証を済ませる。これで準備は完了だ。

アカウント作成後、SkyDeskの画面が開くが、名刺管理は専用のアプリケーションSkyDesk Cardsで行う
スマートフォンのカメラを使った名刺の読み取り機能
ログインが完了すると、シンプルなホーム画面が表示される。
早速「新規追加」をタップし、名刺の読み取りを始める。

分かりやすいシンプルなインターフェース
名刺を読み取るには、スマートフォンのカメラを利用する。「カメラで撮影する」をタップすると、ネイティブのカメラアプリが起動するので名刺を撮影する。名刺の表面だけでなく裏面も読み取り可能だ。

スマートフォンのカメラで名刺を撮影。裏面の読み取りも可能
撮影が完了すると、一つ前の画面である新規追加画面に戻るため、続けて複数枚の名刺を読み取る際は非常に使い勝手が良い。また、名刺交換日の設定も可能(デフォルトでは”今日”)なので、名刺情報として活用の幅が広がる。

名刺の新規追加画面。ここから名刺の読み取りを行う
名刺の文字認識機能も搭載
読み込んだ名刺は、ホーム画面の「個人名刺」から参照する。
SkyDesk CardsにはOCR(自動文字認識)の機能が搭載されているため、全ての文字を手作業で入力する必要がなく、登録の手間を省くことができる。今回、様々なパターンの名刺を5枚読み込んでみたが、文字認識の精度としては他のアプリと同様で、一般的な精度といえる。
(下記画像は、名刺を読み取り、自動で文字認識された状態)
やはり、名刺のレイアウトや撮影状況によって認識が困難なケースもあり、データを活用するには1枚1枚手直しが必須だろう。

名刺データは手作業で編集が可能
まとめ:シンプルなアンドロイド用名刺管理アプリ
「SkyDesk Cards for Android」は、シンプルなインターフェースで名刺の読み込みや検索も簡単に行うことができる。読み込んだ名刺データの手直しは必要になるが、名刺交換日やメモをそれぞれの名刺に残すこともできるため、スマートフォンで簡単に名刺管理をしたい方は一度試してみるとよいだろう。

各名刺にメモを残すことも可能
※記事中に使用した名刺は本記事用に作成したものであり、会社名、氏名等架空のものです